東京外国語大学 AA研 チベット牧畜文化辞典編纂チーム 運営

分類メニュー

家畜の個体管理 > 家畜の管理 > 家畜の係留場所
22 entries
チベット語
日本語
解説
གཡག་རྡང་།
g.yag rdang
ᵞjaɡʳdaŋ 音
去勢ヤク用の多頭係留索
རྡང་།参照。鼻輪につけた紐をロープにくくりつける。かつて季節移動をして宿営地が固定していなかった時代には全てのヤクは宿営地に戻ってきたらロープに繋いでいた。移動が減り、宿営地も固定した現在は乳搾り用のヤク以外は繋がず家畜囲いに入れて管理している。
རྟ་རྡང་།
rta rdang
ᶳtaʳdaŋ 音
馬の多頭係留索
རྡང་།参照。馬は通常は一頭ずつ繋ぐため、長いロープの係留索は用いないが、多くの頭数の馬を繋ぐ場合は使うことがある。
ར།
ra
ra 音
囲い; 家畜囲い
ཟོག་ར།
zog ra
soɡra 音
ヤク囲い
བེའུ་ར།
be'u ra
wira 音
0-1歳ヤク専用の囲い
ལུག་ར།
lug ra
ləɡra 音
羊囲い
རྟ་ར།
rta ra
ᶳtara 音
馬囲い
ལྕང་ར།
lcang ra
ˣtɕaŋra 音
柳の木で作った家畜囲い
ལྕི་ར།
lci ra
ˣtɕəra 音
ヤク糞で作った家畜囲い
གྱང་ར།
gyang ra
caŋra 音
土で固めた家畜囲い