東京外国語大学 AA研 チベット牧畜文化辞典編纂チーム 運営

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植物と動物 > 樹木(木本植物) > ビャクシン
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チベット語
日本語
解説
ཤུག་པ།
shug pa
ɕʰəɡpa 音
[植物] ヒノキ科ビャクシン属の総称
焚き上げや清めの儀式に用いる他、建材や桶などの材料にも用いる。
བོད་ཤུག
bod shug
wolɕʰəɡ 音
チベット産のビャクシン
焚き上げや建材として用いる。
རྒྱ་ཤུག
rgya shug
ʳɟaɕʰəɡ 音
チベット産でないビャクシン
建材として用いる。
འབྲི་ཤུག
'bri shug
ⁿɖəɕʰəɡ 音
[植物] ヒノキ科ネズミサシ属, 棘のないビャクシンの一種
香りが良いので焚き上げや清めなどに用いる。建材や桶などの材料としても用いる。
འབྲི་ཤུག་རྩེ་བརྒྱ་མ།
'bri shug rtse brgya ma
ⁿɖəɕʰəɡ ᶳtseʳɟama
よく茂ったビャクシン
文字通りには「先端が百あるビャクシン」。
འབྲི་ཤུག་གསེར་མགོ།
'bri shug gser mgo
ⁿɖəɕʰəɡ ˣserⁿɡo
よく茂って先端が黄色くなったビャクシン
ར་ཤུག
ra shug
raɕʰəɡ 音
[植物] ヒノキ科ネズミサシ属, 棘のあるビャクシンの一種
香りが悪いので焚き上げには使わない。
ར་ཤུག་ཚེར་མ།
ra shug tsher ma
raɕʰəɡ tsʰerma
棘の多いビャクシン
ཤུག་ཏོག
shug tog
ɕʰəɡtoɡ 音
ビャクシンの実
数珠玉にする。
ཐང་ཆུ།
thang chu
tʰaŋtɕʰə 音
1 木の脂(やに); 松脂 2 チューインガム
昔は木の脂をロウソク代わりに用いていた。かつてビャクシンの脂を噛む習慣があったことからガムを表す語としても用いられるようになった。