東京外国語大学 AA研 チベット牧畜文化辞典編纂チーム 運営
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チベット牧畜文化辞典

Dictionary of Tibetan Pastoralism

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食文化 > 食べ物・料理 > ツァンパ・煎り麦
13 entries
チベット語
日本語
解説
རྩམ་པ།
rtsam pa
ᶳtsampa 音
(1)ツァンパ, 麦こがし, 煎り麦粉 (2)練り麦こがし, ツァンパ団子
練り麦こがしとは、麦こがしにバター、チーズ、砂糖を入れてお茶を注ぎ、手で練って食べる食べ物のこと。食べ残したツァンパは片手で握って団子にし、手のひらに残ったかすをさらに丸め、団子の上につけて犬にやる習慣がある。
རྩམ་པ་རྫི།
rtsam pa rdzi
ᶳtsampa ʳdzə
རྩམ་པ་བརྫིས།
rtsam pa brdzis
ᶳtsampa ʳdzi
ツァンパを練る
རྩམ་སྐྱ།
rtsam skya
ᶳtsamᶳca 音
ツァンパ, 麦こがし
ツァンパの粉を指す。バター、チーズを入れずにお茶だけで練ったツァンパも指す。
གཏུལ་མ།
gtul ma
ˣtuma 音
お茶が多めのツァンパ, フトゥマ
ツァンパにバター、チーズの他、お茶を多めに加え、混ぜてどろどろにする食べ方。朝食に食べることが多い。
འོ་བརྫིས།
'o brdzis
ʔoʳdzi
(ツァンパを)ミルクだけで練ること; ミルクだけで練ったツァンパ
ミルクで練る場合はお茶もバターもチーズも加えない。かつて貧しくてお茶やバター、チーズがない時にこのようにして麦こがしを食べる習慣があった。
དར་རྩམ།
dar rtsam
tarᶳtsam 音
バターミルクで練るツァンパ
ཞག་རྩམ།
zhag rtsam
ɕaɡᶳtsam 音
脂で練ったツァンパ
རྩམ་ལྡུར།
rtsam ldur
ᶳtsamʳdər 音
ツァンパのお粥
麦こがしにお湯を入れてどろどろにしたもの。人間も食べるし、春の草が少ない時期にヤクや羊に与えることもある。また、犬の餌にもする。
འོ་འགྱོག
'o 'gyog
ʔoⁿɟoɡ 音
ツァンパ入りミルク
ミルクに少量の麦こがしを混ぜたもの。ミルクは温めたものでも冷たいままでも良い。類例として麦こがしを入れたバターミルク དར་འགྱོག がある。
དར་འགྱོག
dar 'gyog
tarⁿɟoɡ 音
ツァンパ入りバターミルク
バターミルクに少量のツァンパを混ぜたもの。類例としてツァンパを入れたミルク འོ་འགྱོག がある。