東京外国語大学 AA研 チベット牧畜文化辞典編纂チーム 運営
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チベット牧畜文化辞典

Dictionary of Tibetan Pastoralism

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食文化 > 食べ物・料理 > 肉・内臓料理
16 entries
チベット語
日本語
解説
ཤ་བཙོས་མ།
sha btsos ma
xa ᵖtsima 音
ゆで肉
རྡོ་བསྲེག
rdo bsreg
ʳdoʂaɡ 音
石詰め丸焼き
短期放牧の際などに作られる料理。ナイフ以外の調理器具は不要。骨と内臓を取り除いた仔羊の体内に熱した石を入れていき、体を袋状に縫ったら火の中に投じる。毛が全て落ち、こんがりするまで焼けたら完成。かつては羊が手に入らない貧しい人がマーモットをこの方法で食していたという。
གྲོད་བསྲེག
grod bsreg
colʂaɡ 音
羊の胃の石詰め丸焼き
羊の第一胃に肉と焼けた石を詰め、袋状に縫って内側からの熱で蒸し焼きにする。外からも火に当てて焼く。調味料は塩と、好みで山椒を加える。羊の第一胃を鍋代わりに利用した料理である。
གྲོད་རྡོ།
grod rdo
colʳdo 音
羊の胃の石詰め丸焼き
སེ་ར།
se ra
sʰera 音
レバーの網脂巻き
レバーの筋を取り除き、肺とともに細かく刻む。臭みを取るためにネギなどの薬味やツァンパを加え、湯通しをした網脂に巻いてゆでる。他の地域ではཚིལ་དཀྲིས།(文字通りには「脂巻き」の意)と言うこともある。羊、ヤクを解体した時に作る料理。
སོ་ལུག
so lug
sʰoləɡ 音
(1)麦芽 (2)イラクサと大麦と肉の蒸し料理
(2)の料理は、イラクサと肉、脂身、大麦粉、塩を混ぜたものを、小麦粉を練り、伸ばした生地にのせて包み、蒸し器で30分ほど蒸す。切り分けて食べる。牧畜民の料理。麦芽が出てしまった大麦を粉に挽いてこの料理を作ったことからこの名がついた。
རྒྱུ་མ།
rgyu ma
ʳɟəma 音
(1)腸の総称 (2)腸詰め
ཁྲག
khrag
cʰaɡ 音
(1)血, 血液 (2)血入りの腸詰め
ཁྲག་རྒྱུ།
khrag rgyu
cʰaɡʳɟə 音
血入りの腸詰め, 血のソーセージ
血の塊、脂肪、もも肉(特に内側の柔らかい部分)を刻んでよく混ぜ、ネギ、塩、山椒、アニスで味と香りをつけたものを詰める。詰める際には第4胃をポンプ代わりに用いる。適当な長さのところで縛る。かつては羊毛で縛ったが、現在は綿糸を用いる。
ཕྱེ་རྒྱུ།
phye rgyu
ᶲɕeʳɟə 音
小麦粉入りの腸詰め
小腸に小麦粉、水、脂肪、塩、ネギを詰める。山椒やアニスは入れない。