宿営地は牧畜民の生活の拠点。テントや家畜囲いなどからなる宿営地の周りには、日中に家畜が草を喰む放牧地が広がっています。かつて、チベット・アムド地方の牧畜民は、季節に応じて宿営地を転々と移動しながら家畜を飼養していたとされています。近年は政策などの影響で宿営地の移動はかなり簡略化され、テントの代わりに簡易的な家屋が建てられていることも多く見られます。
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