東京外国語大学 AA研 チベット牧畜文化辞典編纂チーム 運営
 

འབྲོག་པའི་པོ་ཏི།

チベット牧畜文化ポータル

搾乳と乳加工

家畜からミルクを得る搾乳という技術と、そのミルクを保存して利用するための乳加工という技術が揃うことで、人々は家畜に依存した牧畜という生業形態を発展させてきました。搾乳の手順や手法、多様な乳製品やその加工方法などを紹介します。

カテゴリー/「搾乳と乳加工」のコラム

ヤクからミルクをいただく

ヤクのミルクに大きく依存して生活する牧畜民。搾乳には、それぞれの地域で流儀があります。チベット・アムド地方の牧畜民の搾乳の様子を紹介しましょう。

消えゆく伝統的なバター作り

ミルク加工の最終形態はバターとチーズ。チベット・アムド地方の牧畜民は、かつてからバターをつくり続けてきました。牧畜民の大切な食べ物、バター。その技術は、西アジアと北アジアからの技術伝播を伝えています。

近代化した新しいバター作り

クリームセパレーターというミルクからクリームを機械的に分離する道具がアムドに伝わり、アムドチベット牧畜民のバター加工は激変しました。伝統的なバター加工技術は消滅しましたが、女性をバター加工という重労働から解放しました。

チベット・アムド地方の牧畜民の乳加工体系 (1)

ヤクに生活の多くを依存して生活するチベットの牧畜民。農作物を栽培できない天空の高地ゆえ、家畜からの生産物、特に乳製品は彼らの生活にとって不可欠な食材です。アムド地方の草原に暮らす牧畜民はどのように乳加工をおこなっているのでしょうか。

チベット・アムド地方の牧畜民の乳加工体系 (2)

技術革新により、伝統文化の喪失と新規文化の創出がおこります。チベットとて同様で、クリーム・セパレーターの導入で乳加工は大きく変わりました。アムド地方の牧畜民の乳加工を事例に、その技術の変貌の様子を紹介しましょう。